産後の便失禁

あなたは産後にこのようなお困りはないでしょうか?

●トイレに間に合わず便が下着に付く

●排便後しっかり拭いても便が下着に付く

●自転車に乗ったあと便が下着に付く

●長く座った後に便が下着に付く

●立ちしゃがみの動作で便が漏れる

●走る、縄跳び、ジャンプで便が漏れる

●重いものを持つときに便が漏れる

などがある方は便失禁の疑いがありそうです。

 

当院では産後骨盤矯正を中心に、骨盤や姿勢バランスの崩れによる産後特有のいろいろなお悩みにも対応しています。

 

1 原因

よく言われている原因は以下の2つです。

●肛門括約筋の損傷

分娩時の会陰の裂けが肛門にまで到達して肛門括約筋が損傷する事があります。
肛門括約筋とは肛門をキュッと閉めてくれる筋肉です。
この肛門括約筋が裂けてしまうと肛門をキュッと閉めることが出来なくなり便が漏れてしまうという事になります。

病院での処置としては重度の場合には 、肛門括約筋の損傷では程度にもよりますが肛門括約筋修復の外科手術が必要となる場合があります。

しかし術後年数が経つとまた肛門の収縮機能が落ちてしまうというケースがあるようです。

●陰部神経のダメージ

骨盤を構成する仙骨から伸びて肛門機能をコントロールしている陰部神経がダメージを受ける事があります。
陰部神経は肛門括約筋に“閉まりなさい”、“緩みなさい”と命令を出す神経です。
分娩時間が長い・赤ちゃんが大きいなどの要因で陰部神経が傷ついたり、過度に伸ばされてしまったりすることで上手く命令が出せなくなり便が漏れてしまうという事になります。

病院での処置としては重度の場合にはダメージを受けた陰部神経を心臓のペースメーカーのような装置を体内に埋め込み刺激し続けるという方法を行うようです。
ただしこの方法は電子機器を用いますので、磁器検査が受けれない・電池交換が必要などの弊害もあるようです。

● 産後の便失禁、重度でなければ?
産後の便失禁で色々な場面で下着に便が漏れる、でも外科手術や神経刺激装置の装着までは必要ないケースの場合。

その場合は恐らく便の出口である肛門を引き締めるエクササイズ=骨盤底筋群の筋トレをすると思います。
筋力強化によって便の漏れに対抗するという事ですね。

当院にお越しいただいている便失禁のお客さまも殆どの方が骨盤底筋群の筋トレをされていました。
けれども筋トレだけでは便失禁の改善が思わしくないので当院に施術を受けに来られています。
つまり思いのほか骨盤底筋群が強化出来ていないという事です。

そもそも筋トレを頑張ったのになぜ筋力強化出来ないのか?
それは骨盤下部=坐骨がお産で開いたのが元に戻りきっていないからです。

骨盤が開いたままだとその中にある骨盤底筋群にどれだけ力を入れて収縮させても、最終的には骨盤が開いたままなのでまた伸ばされて弱化するのです。
骨盤底筋群を強化する筋トレの効果を帳消しにするという事です。
●骨盤底筋群への圧力は大問題

妊娠中の10ヶ月間にかけて赤ちゃんはズンズンと大きくなり続け、その間骨盤の底である骨盤底筋群には上方向から圧力がかかり続けます。
上からの圧力を受けそれに耐え続けた骨盤底筋群は筋力が弱化します。

さらに自然分娩では、産道(骨盤の開口部)を通過するときに骨盤底筋群を引き裂くように赤ちゃんが出てくるのでさらに筋力が弱化します。

加えて骨盤下部=坐骨も物理的に左右に押し広げられるので骨盤底筋群の筋力を弱化させます。

このように複合的に力がかかることで、骨盤底筋群は産後はクタクタ状態です。
では骨盤矯正によって骨盤下部を閉めていけば、筋トレ効果も出て骨盤底筋群の筋力がアップして便失禁は解決!
となればいいのですが、実はこれでもまだ詰めが甘いのです。

2 症状の特徴

●骨盤底筋群強化を邪魔する原因とは?
それは内蔵の下垂(=下がる)です。

内臓が下垂すると、その重みがダイレクトに骨盤底筋群にかかってくるのです。

この内臓の下垂による力がかかったままだと、せっかく強化された骨盤底筋群に余計な負荷がかかり続けることとなり、便失禁の改善のブレーキとなるのです。

内臓の下垂に対抗するためには腹筋群の強化が必要です。
10ヶ月かけて弱化した骨盤底筋群を骨盤矯正と筋トレで強化しても、同じく10ヶ月かけて過度に伸ばされ弱化してしまった腹筋群が強くならないと内臓の下垂に対抗出来ません。
腹筋群は内臓を包む壁ですので、元気よく働くことで体の内方向にキューっと圧力がかけれるので、内臓を押し上げる力となるからです。

しかし筋トレだけで改善出来ればいいのですが産後の腹筋はそうもいきません。
骨盤底筋群と同じく、骨盤の開き・歪みがあると腹筋群強化を妨げるからです。
加えて、
〇反り腰姿勢
〇肋骨下部の開き
〇腹筋の6パックの真ん中の縦線(白線)の開き

なども矯正しないと、妊娠中に極限まで引き伸ばされてしまった腹筋群の強化は難しいです。

3 当院の施術方針

そこで当院では、

●産後骨盤矯正で骨盤下部の坐骨間を矯正して骨盤底筋群が強く働けるようにし、

●産後姿勢矯正で骨盤の角度を矯正することで反り腰姿勢を矯正し、腹筋郡と殿筋が強く働けるようにする

●肋骨下部の開きや腹直筋の白線なども必要に応じて矯正を加える

というアプローチにより、骨盤底筋群への負担を減らす身体作りをすることで、筋力の正常化を図り便失禁の改善に導いてまいります。

「トイレに間に合わない」
「拭いても下着に付く」
といったトラブルは、産後の女性が直面する切実な悩みです。
自転車に乗った後や、ジャンプ、立ち上がりといった日常の何気ない動作で不意に漏れて、精神的にも大変辛いものです。

手術や装置を検討するほどでもない便失禁でしたら、身体の構造から見直すアプローチで、不安なくアクティブに過ごせる日常を取り戻せる可能性があります。
広島市佐伯区の中央施術院は、JR五日市駅からバスで3つ目の停留所にございます。産後特有のお悩みを一人で抱え込まずにいつでもご相談ください。

産後の便失禁でお悩みの方へ

根本的な原因を見極め、一人ひとりに合わせた施術で改善を目指します。
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